とある原子核実験のブログ
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粒子1を静止ターゲット粒子2にぶつけて重さMfの粒子をつくるための粒子1の運動エネルギーのしきい値K
粒子iのエネルギーEi、運動量Pi、質量Miとして
(E1+E2)2-(P1+P2)2=(E3+E4+....)2-(P3+P3+...)2
(E1+M2)2-(P1)2=(E3+E4+....)2 (<-右辺重心系に直した。内積はスカラーなんで回転で不変)
M12+M22+2M2E1=Mf2 (<-Mf=M3+M4)
E1=(Mf2-M12-M22)/2M2
K=E1-M1=(Mi+Mf)(Mf-Mi)/2M2 (<-Mi=M1+M2)
例えば原子核から仮想パイオンをたたき出す反応
pp->pnπ+
だと
M2=938.2
Mi=938.2*2
Mf=938.2*2+139.6
ああめんどくせぇ
M2=1 GeV
Mi=2
Mf=2.14とでもして
K~290 MeV
本当はフェルミ運動でターゲット粒子が動いてるんで180MeV程でできるらしい。
もいっこ
パイオンからラムダを作るしきい値
π-p->ΛK-
M2=1
Mi=1+0.14
Mf=1.1+0.5
K=630 MeV
運動量に直すと
p=sqrt((K+M)^2-M^2)=(K+M)(1-1/2*(M/K+M)^2)~770 MeV
こんなひくかったっけ?計算間違えてる気がする。
この式の覚え方
質量のみが関与することを覚えとく
「はじめ後 足してひいて 割る2 標的」字余り
「はじめ後 足してひいて 割る2 標的」字余り
「はじめ後 足してひいて 割る2 標的」字余り
おぼえにくっ!
ちなみにクーロン障壁を超えるのは軽いやつだと10MeVで十分
越えたら励起されて破砕されるかγ線でる。
粒子iのエネルギーEi、運動量Pi、質量Miとして
(E1+E2)2-(P1+P2)2=(E3+E4+....)2-(P3+P3+...)2
(E1+M2)2-(P1)2=(E3+E4+....)2 (<-右辺重心系に直した。内積はスカラーなんで回転で不変)
M12+M22+2M2E1=Mf2 (<-Mf=M3+M4)
E1=(Mf2-M12-M22)/2M2
K=E1-M1=(Mi+Mf)(Mf-Mi)/2M2 (<-Mi=M1+M2)
例えば原子核から仮想パイオンをたたき出す反応
pp->pnπ+
だと
M2=938.2
Mi=938.2*2
Mf=938.2*2+139.6
ああめんどくせぇ
M2=1 GeV
Mi=2
Mf=2.14とでもして
K~290 MeV
本当はフェルミ運動でターゲット粒子が動いてるんで180MeV程でできるらしい。
もいっこ
パイオンからラムダを作るしきい値
π-p->ΛK-
M2=1
Mi=1+0.14
Mf=1.1+0.5
K=630 MeV
運動量に直すと
p=sqrt((K+M)^2-M^2)=(K+M)(1-1/2*(M/K+M)^2)~770 MeV
こんなひくかったっけ?計算間違えてる気がする。
この式の覚え方
質量のみが関与することを覚えとく
「はじめ後 足してひいて 割る2 標的」字余り
「はじめ後 足してひいて 割る2 標的」字余り
「はじめ後 足してひいて 割る2 標的」字余り
おぼえにくっ!
ちなみにクーロン障壁を超えるのは軽いやつだと10MeVで十分
越えたら励起されて破砕されるかγ線でる。
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